歯科医療とは何か。
歯科医師とは何者か。
歯科医療は誰の為のものなのか。

私たちは生涯にわたって歯を守り続ける覚悟があります。

穴の開いた歯は削って詰める。ムシ歯が進んだら神経を抜いて被せる。
ダメになった歯は抜いて入れ歯やインプラント・・・。
これが歯科医療なのでしょうか。歯科医師は病気を「治せて」いるのでしょうか。
歯を「直して」いるに過ぎないのではないでしょうか。

歯科医療は一体誰の為のものなのでしょう。
皆さんにとって真の利益は何でしょうか。

1970年の開業以来、既存の歯科医療(痛みを取り・腫れを引かせ・ものを噛めるようにする)に留まる事なく、本当の歯科医療とは何か、歯を生涯に渡って守るとはどういう事かを考え続ける歯科医院です。


    

小児歯科

歯科診療における小児患者の取扱い
Behavior Science in Dentistry for Children

子供の歯科診療を困難にさせている最大の理由は、歯科治療の恐怖心・不安感を持っているため治療時の協力を得難い事だと思います。

歯科治療において「今ちょっとだけ痛いけどすぐ楽になる」が通用するのは大人だけで、子供はすぐ楽になるかどうかより今痛い事が我慢できません。
子供の大きな特徴は今が全て(刹那的)であるという事です。

私達が子供に「口を開いていてね」「ジッとしていてね」と言えるのも痛い事をしない事を約束するからなのです。
治療中子供が動いたりして危なくないように行動をコントロールする事は、つまり痛みをコントロールする事なのです。
そして治療時の痛みを押さえる為の麻酔が一番痛いのではこんなおかしな事はありません。
麻酔をはじめとして歯科治療をできる限り無痛的に行うために様々な科学的手法を用いています。

多くの子供にとって物心ついてはじめて直面させられる大きな「医療行為」が歯科医院であるという事が多くなっています。
それを子供の「心の成長」にどう役立たせる事が出るか・・・
その意味から私達歯科医療担当者は、子供のムシ歯を治すといういう考えより、ムシ歯をもった子供を治すというぐらいの考えをもった方が良いのかも知れません。

私の願いは、子供が恐れる事なく歯科医院に訪れ必要な歯科治療を受けられるよう、少しでもお役にたてればという事です。
そして、どうしても必要な治療を最小限にとどめ、できる限り再び治療にならないよう保護者の方と協力をして子供の大切な歯を生涯にわたって守っていきたいのです。


小児歯科

母親教室

当院では1977年から「子供の歯を守る為の母親教室」を継続して開催しております。当院の小児歯科治療について、そして子供にとってどう歯科医院を利用したらいいのか、ムシ歯を予防するにはどうすればいいのか、などをお話しさせていただいております。

原則として母親教室を受講しない方の継続した治療や定期検診、予防歯科治療はお断りさせていただいております。
母親教室の開催日程はコチラからご確認頂くか、直接お問い合わせ下さい。お問い合わせいただいた時点で開催日が未定の場合、こちらからご連絡を致します。

トレーニング

当院では、3歳を過ぎた子供にたいしては抑制治療は例外を除いて致しません。
ただし、単純に年齢で線を引いている訳ではなく、押さえずに治療ができるかどうかは、子供が私たちとコミュニケーションがとれるかどうか(お友達になれるかどうか)で判断します。
3歳前でもコミュニケーションがとれれば押さえずに治療できますし、逆に3歳すぎでもコミュニケーションがとれない子供にたいしてはトレーニング等も非常に困難です。
泣いてしまって治療ができなかった子供も、時間をかけてじっくりとトレーニングする事でほとんどの子供が抑制せずに治療ができるようになります。歯医者が、子供に恐い思いをさせて、痛い思いをさせて、どうして定期検診などに来て下さいと言えるのでしょう?
子供は二度と行きたくないと思うでしょう。そうさせてしまっては小児歯科医としては、たとえ治療が終了できたにせよ失敗といわざるを得ません。
私たちが、小児治療で情緒を傷つけずに治療をしようと考えているのはこのためです。
当院が小児歯科と一般歯科(大人の治療)の診療室を完全分離しているのも、子供の治療と大人の治療ではペースが違いますので、子供にたいしては特にじっくりと時間をかけて、ゆったりとした雰囲気で治療したいためなのです。

小児歯科治療

たとえ過去に抑制治療の経験があり、歯科に過剰な恐怖心を持ってしまった子供でも、時間と回数をかけてトレーニングが出来れば、治療で泣いたり暴れたりすることはありません。
当院の小児歯科の特徴として不安や緊張を和らげる為の笑気鎮静法の使用とラバーダム防湿下にての治療があります。
笑気鎮静法は鼻から低濃度の笑気と純酸素を吸わせる事で緊張や不安を和らげ、痛みを感じる点を引き上げる効果(痛覚閾値の上昇)もあります。麻酔も表面麻酔を5分以上塗布し電動の麻酔器でゆっくりすれば泣く事なくできます。
小さなお口でエアタービン(歯を切削する機器)を使いますので、誤飲や危険防止の為にラバーダム(ゴムのマスク)をかけて行います。
これにより喉の方に水が流れ込む事なく、不意に動いたりしても粘膜を傷つけずに治療が出来ます。

予防歯科へ

必要にして最小限の治療が終わっても、それで完了ではありません。なぜムシ歯になってしまったのかを徹底的に解明し再発防止に努めます。
ムシ歯は感染症です。
金属やプラスチックをつめて治る事はないのです。歯を削って進行を一時的に止めたに過ぎません。
感染症としてのケアを行わなければほとんどの場合、新たなムシ歯や治療済みの歯の再発を許してしまいます。
切削治療が終了してからが、本当の「ムシ歯という病気の治療」が始まると言えます。
近代予防歯科センターでの科学的なムシ歯の検査と個人プログラムにより、残念ながら乳歯をムシ歯にしてしまったとしても、永久歯に1本のムシ歯を作る事なく成長させる事が出来ることを、私たちは証明しています。

一般歯科

歯科医師は歯を治せているのか。

皆さんの周りに大きな入れ歯を入れていたり、多数のインプラントを入れている人はいますか?もしかしたら皆さん自身がそうかもしれません。
当たり前ですが、大きな入れ歯や多数のインプラントは、たくさんの歯を抜かれた人が入れているのです。

その方達は、何故そんなにたくさんの歯を抜かれたのでしょう。

歯医者が嫌いで虫歯や病気がある事がわかっていてもボロボロになるまで放置して、そのため抜かれてしまったなら理解出来ます。
しかし、沢山の歯を抜かれている人のほとんどは、ちゃんと歯科医院に通い治療を受け、それでも歯を失っているのです。
むしろ悪くなる前に、と痛くなくても早めに歯科医院を受診する人もかなりの数に上ります。
そしてその方々の中には歯の治療に乗用車が買えるほどのお金をかけている方もいらっしゃいます。

毎年のように歯科医院に通い、乗用車が買えるほどの治療費をかけているのに、抜かれる歯は増え入れ歯は大きくなり、インプラントの本数も増える。
これは一体どういう事でしょう。

歯医者は一体何を治しているのでしょう。歯は老衰で抜かれる事はありません。全て病気で抜かれているのです。
この現状を疑問に思って下さい。不満に思って下さい。

皆さんの疑問や不満が正当なものである限り、歯科医
療が悪い方向に向かう事はないと信じます。


一般歯科

健康教室

当院では1987年から「歯周病を治す為の健康教室」を継続して開催しております。当院の一般治療(成人の治療)は歯周病治療を中心とした歯科治療です。
削ったり詰めたり、神経を抜いて被せたりする事で歯が良くなって行く事はありません。
ましてや歯を抜いて入れ歯やインプラントなどは「歯科医療の敗北」以外の何物でもないのです。
歯を失う理由の9割がムシ歯と歯周病由来の病気です。特に成人を過ぎてからは歯周病による喪失が深刻です。歯周病を治す為には、皆さん自身が歯周病という病気について深く理解し、ホームケアとオフィスケアを分担する必要があります。
その為に健康教室を開催し、歯周病とはどんな病気なのか、どうすれば治せるのかを健康教室でお話しさせていただいております。

当院では原則として健康教室を受講しない方の継続した歯周病治療はお断りさせていただいております。
健康教室の開催日程はコチラからご確認頂くか、直接お問い合わせ下さい。お問い合わせいただいた時点で開催日が未定の場合、こちらからご連絡を致します。

歯周病とは

歯周病は「静かなる病気」ともいわれ、ほとんどが無自覚無症状で発症し進行します。
歯周病はごくありふれた口の中の感染症です。しかし多くの歯が歯周病により喪失しています。
これは歯周病という病気の治療が難しくて治せないのではなく、ほとんどの場合進行し過ぎて手に追えない(手遅れな)のです。
歯周病は初期のうちに見つけて、ちゃんとした治療をする事が大切であり、そうする事で歯周病は怖い病気でも歯を失う病気でもなくなります。
痛みもなく症状がない状態で歯周病を見つけるには、詳細な検査が必要です。病気か病気じゃないかは自覚症状の有無よりも検査によるべきです。

当院では成人を過ぎた方へ積極的に歯周病の検査、そして治療への取り組みをご案内致します。
どうか痛い所だけの治療、悪くなった所だけの治療に留まらず、口腔全体の治療を希望して下さい。
皆さんが耳を傾けてくださるのなら、私たちはどれだけ時間をかけても惜しくはないと考えています。

歯周病治療

歯周病は小さなミラーで口の中を覗き込んで見つかる病気ではありません。詳細な検査が必要です。
当院の歯科衛生士は歯周病治療のプロフェッショナルです。
歯科衛生士による時間をかけた詳細な検査から、ひとりひとりの長期にに渡るケアプログラムを立案し生涯にわたって管理していきます。
時間がかかりますが、現状歯周病をちゃんと治すにはこれしか方法はないのです。
歯周病には特効薬などありません。
どんな病気であれ歯を抜くというのは、歯科医師として病気が治せない究極な状態であり、それは「歯科医療の敗北」を意味します。
インプラントの症例数が多いという事は、それだけ沢山の歯を抜いている(病気を治せない)という事と同義です。
歯科医師として病気を治すという事は、同時に入れ歯やインプラントをなくしていく事に他なりません。
その為には長期にわたる歯周病の治療が不可欠です。
通常、医院に於けるカルテの保存義務は法律的には5年間ですが、当院では歯周病の治療をしている患者さんは全て保存しています。長い方で30年以上の歯周病のカルテを保存しております。
家で出来る事(ホームケア)は家でやっていただき、医院でなければ出来ない事(オフィスケア)を我々が担当致します。
生涯にわたって歯を守る為にはその二人三脚が大切なのです。

 

予防歯科へ

一般的に考えられている歯科治療のほとんどは削ったり詰めたり被せたりでしょう。それらを繰り返す事で歯は脆弱になり抜歯への危険性は高まります。
当院で歯を削るのは「削らなければ進行が止められない」「削る以外に症状が取り除けない場合」に限り最小限行い、ムシ歯と歯周病という口腔二大疾患の予防に努めます。
現状、健康保険で歯周病はかなりの範囲カバーできるようになりました。
が、専門的にはまだまだ不十分と言わざるを得ません。
健康保険でカバーできる部分を中心に、不十分な部分を補いながら生涯にわたって歯の健康を守り、入れ歯やインプラントとは無縁の口腔内を目指します。
8020ではなく、あくまで8028(全ての歯を残す)事にこだわりたいと思っています。

About

■院長
 鈴木貫人(すずきかんと)1969年生まれ 
 日本歯科大学新潟歯学部卒業


■診療時間
 午前9:00~12:00 午後14:30~19:00

■診療科名
 
小児歯科一般歯科

■休診
 木曜・日曜・祝祭日

 祝祭日がある週の木曜日は診療いたします

 月一回矯正診療日(日曜日)の翌日月曜日は休診日となります

■電話
 小児歯科:0266-28-3190

 一般歯科:0266-28-3191

■詳細地図は
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